伊藤美誠、福原愛、石川佳純

ロンドン五輪で銀メダルを獲得した女子日本代表に今回も期待がかかる。

いよいよリオ五輪が開幕する。前回のロンドン五輪では、女子団体が史上初の銀メダルを獲得。あれから4年の時を経て、J SPORTSで放送しているITTFワールドツアー、世界選手権で、男女ともに果を出してきた。伊藤美誠ら新戦力が加わり、このリオ五輪では、団体戦、さらに悲願のシングルスのメダル獲得が期待されている。期待を込めて、リオ五輪がどんな戦いになるかを予想する!

4年に1度の祭典、リオ五輪へ。
2大会連続のメダルに挑む日本の「戦力診断」

リオデジャネイロ五輪・卓球競技の日本選手団は、7月29日に日本を出発。現地での時差調整を兼ねた最終合宿を経て大会に臨む。卓球競技は8月6日に開幕し、6〜11日に男女シングルス、12〜17日に男女団体が開催。大会前半のシングルス、後半の団体戦に分けて、日本選手のメダルの行方を占ってみたい。

シングルスは第4シードの水谷隼、石川佳純がメダル獲りに挑む

水谷隼

日本男子のエース・水谷隼

日本男女チームのエース、水谷隼と石川佳純はともに世界ランキング6位、第4シードを確保してシングルスに臨む。「中国選手と準決勝まで当たらない」という、メダル獲得への重要条件をクリアした。
27歳の水谷は、男子の卓球選手のピークが25〜27歳前後と言われる中、まさに競技人生のピークで大会に臨む。緻密な戦術で戦うスタイルだけに、環境の変化に敏感な水谷だが、リオ五輪で使用する卓球台は全日本選手権でも使われる日本の三英製。味の素NTC(ナショナルトレーニングセンター)の卓球場には、大会仕様のグリーンのフロアマットも敷かれ、「環境対策」も万全。「オリンピックのメダルは卓球を始めた時からの夢。22年分の思いが詰まっています」とメダルに秘めた闘志を燃やす。
男子のもうひとりのシングルス代表、丹羽孝希は一時期ほどのサービスの切れ味がなく、やや苦しんでいるが、ひとたび目覚めれば中国のトップ選手をも飲み込む爆発力を秘める。

女子の石川は、今年の全日本選手権後、ジュニア時代に指導を受けていた李鷺コーチと再びタッグを組んだ。細かく的確な技術指導を受け、サービス・レシーブからの展開に精度を高めてリオに臨む。昨年は左太ももをはじめ、大きな故障を経験したことで、より合理的かつ威力の出るボディワークを追求してきた。今大会は馮天薇(シンガポール)が第2シードを獲得したことで、第3シードの李暁霞は丁寧(第1シード)と反対のブロックに回り、自動的に第4シードの石川が準決勝で丁寧と当たる組み合わせ。強敵だが、前回4位とメダルをあと一歩で逃した雪辱を果たしたい。
そして04年アテネ五輪から、4大会連続の女子シングルス出場となる福原愛。持病の咳ぜんそくによる体調不良で、4月から6月にかけて練習量を確保できず、体のキレも落ちていた。それでも大会前の調整を含めた、五輪での豊富な経験は大きな武器。どこまで自分に自信を持ってプレーできるかがポイントで、早打ち、無理打ちをせずじっくり構えたい。日本選手初のシングルスでのメダル、その歴史の扉を開けるのは誰か?

お知らせ

ITTF卓球ワールドツアー 2016 ブルガリア・オープン

8月31日 (水) 午後3:00〜より放送!

>>放送予定

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