ITTFワールドツアー後半戦がブルガリアオープン(8月31日〜J SPORTSで放送)からスタートする。続くチェコオープンには次世代の若手が登場。さらに、中国のトップクラスが顔を揃えるチャイナ・オープン(9月21日〜J SPORTSで放送)が9月に控えている。
2020年東京五輪に向け、世界ランキングをひとつでも上へ。注目の若手選手たちの戦いはすでに始まっている。

多くの選手に勇気を与えた3枚のメダル
日本卓球界はポジティブな空気に包まれている

止まっていた時間が、再び動き出す。 水谷隼が日本選手初のシングルス銅メダル、男子団体が史上初の銀メダル、そして女子団体は銅メダル。リオデジャネイロ五輪・卓球競技で、計3枚のメダルを獲得した「卓球ニッポン」。首にかけたメダルに金色の輝きはない。それでも男女卓球チームは、五輪日本選手団の中でひと際まばゆい光を放った。

水谷は8月20日に帰国した際の記者会見で、「ロンドン五輪で女子が銀メダルを獲ったのを見て、すごく勇気をもらった」と語っている。その水谷がリオ五輪の男子団体決勝で、世界ランキング3位の許機蔽羚顱砲鯒砲辰唇貔錣、今度は多くの日本選手に勇気を与えた。かつて日本卓球界の悲願だった五輪でのメダルは、すでに目標ではない。最強軍団・中国を破り、東京五輪で金メダルを獲得することが新たな目標になりつつある。

伊藤美誠

伊藤美誠

さらに、五輪の卓球競技で史上最年少のメダリストになった伊藤美誠の存在が、若手選手たちを刺激する。4年前のロンドン五輪が終わった時、伊藤はまだ小学6年生。全日本選手権では一般シングルスの2回戦で敗れていた選手が、今や堂々の五輪メダリスト。「Nothing is impossible(不可能は何もない)」を体現してみせた。

日本卓球界を取り巻く空気は、かつてないほどポジティブなものになっている。一方で、東京五輪でも世界ランキングの上位選手が五輪アジア予選の出場権を獲得するシステムならば、男女とも世界ランキングで10位以内に入らないと五輪への道は拓けてこない。出場権の獲得レースは熾烈を極めるだろう。四年という時間は長いようで短い。特に次世代の若手選手は、今のうちからITTFワールドツアーで上位に入り、少しでもライバルたちの中から抜け出したい。

お知らせ

ITTF卓球ワールドツアー 2016 ブルガリア・オープン

8月31日 (水) 午後3:00〜より放送!

>>放送予定

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