なんとなく、似ているような気がしないでもない。

レッドソックスからFAになっていた上原浩治投手が、カブスと契約したと聞いた時、レッドソックス入団時のチーム状況を、ほんの少しだけ連想したからだ。

カブスに入団した上原浩治

カブスに入団した上原浩治

2013年のシーズンを前に、レンジャーズからFAになった上原はレッドソックスと契約した。当時も今も、「守護神」としてではなく、「救援投手の一人」としてである。

違っているのは、今の上原には「レッドソックスの元守護神」とか「2013年のワールドシリーズ優勝時の(日本風に言えば)胴上げ投手」といった実績がついていることだ。

上原がレッドソックス時代に積み上げたものは、計り知れないほど大きい。

すでにあちこちで報道されていることだが、上原はレッドソックスでの4年間で226イニング、79セーブを記録しながら9回あたりの平均奪三振11.6個、敬遠を除く四球はわずか37で通算防御率は2.19という好成績を残している。おまけに1イニングあたりの安打と四球の率=WHIPは0.87で、これは現役ではドジャースと再契約したジャンセンの0.89を超える第1位であり、それは400イニング以上投げた投手の中で「メジャー史上最高」だという。

WHIPというのはつまり、走者を出す確率にほぼ等しい。上原は「走者をなかなか出さない」投手であり、今年の12.06という高い奪三振率も手伝って、それはマウンドに上がった時の「安心感」を表わしている。それだけで上原は「救援投手の一人」という枠から(いい意味で)はみ出してしまう存在であり、カブスのマドン監督にとっては非常に頼りになる。

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