地元石川県のタレントで強化しての準決勝進出は、北陸学院高校が全国の強豪校として名乗りをあげたと言っていいだろう。チームを率いる28歳の若き指揮官、濱屋史篤コーチは、いろいろな試合の映像を見てバスケットボールを勉強し、使える要素をチーム内に浸透させてきた。そんなコーチの下で選手たちも高い戦術理解度と状況判断をしっかり身につけたことが、準決勝まで勝ち上がった要因だったのはまちがいない。

土浦日本大学高校との準々決勝。北陸学院はU−18代表の得点源である杉本天昇に対し、大倉颯太でなくみずから志願した高田洸希と清水宏記をマッチアップさせる。濱屋コーチは26日の夜、2時間映像を見てのスカウティングを行い、その後のミーティングで選手たちにポイントとなる部分を伝達。さらに、高田と清水は深夜まで杉本の映像を見て、プレイの傾向を徹底的にチェックした。

北陸学院の小室 悠太郎

北陸学院の小室 悠太郎

その結果、30点も簡単に奪ってしまうスコアラーを18点に限定させることに成功。土浦日本大の佐藤豊コーチは、「よく杉本のことを研究していた。どういうフォームからシュートを打つかということまでね。完全に抑えられた」と振り返る。

オフェンスに目を向ければ、7点リードして迎えた第4Qは、大倉が一番得意とする小室悠太郎とのピック&ロールを多用。速攻をできる局面でも無理をせず、クロックをしっかり見ながら時間をかけてプレイしていたのは、チームとしての完成度が高いと感じさせた。濱屋コーチはこう説明する。

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