WBC過去3大会でもっとも多くの人の記憶に残っているシーンといえば、恐らくは2009年、第2回大会の決勝戦延長10回表、イチローがセンター前に勝ち越しタイムリーを放った場面だろう。

この試合、日本vs.韓国の一戦は、大会史上に残る劇的な死闘になった。舞台となったのは、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地、ドジャー・スタジアム。

日本人や韓国人も多く暮らすロサンゼルスでの決勝戦には、大会最多となる54,000人以上の観衆が詰めかけた。

日本は岩隈久志、韓国は奉重根が先発したこの試合は、序盤から両投手が好投し、ロースコアの緊迫した投手戦となった。

先制点を奪ったのは、第1回大会に続く連覇をかけた日本。3回表、小笠原道大のタイムリーで貴重な1点を挙げた。

3回まで韓国打線をパーフェクトに抑えていた岩隈は5回裏、メジャーリーガーの秋信守にソロホームランを浴び、試合は1-1の同点に。

さらに後続の打者に長打コースへのヒットを許すが、これをレフトの内川聖一がワンバウンドでスライディングキャッチし、すぐさま二塁へ好送球。打者走者を見事アウト。後に何度もハイライト映像が流れる名プレーとなった。

同点で迎えた7回表、日本は中島裕之のタイムリーで2-1で勝ち越すと、8回表にも岩村明憲の犠牲フライで1点追加。

8回裏、ここまで好投を続けてきた岩隈が1点を失い降板するも、2番手の杉内俊哉が後続を打ち取り3アウト。岩隈はこの大舞台で8回途中2失点の快投で、この日投げ合った奉、そして松坂大輔と共に大会ベストナインを受賞した。

9回表、日本の攻撃が無得点に終わると、9回裏のマウンドに上がったのは当時22歳のダルビッシュ有。この大会では松坂、岩隈と共に先発三本柱の一角を任されるも、アメリカとの準決勝からはクローザーに回っていた。

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