ラリー・メキシコ(2016)

ラリー・メキシコ(2016)

モンテ、スエーデンと二つの特殊路面を経て今回は注目のグラベル戦です。VW撤退後のエースドライバー二人はフォードとトヨタに分かれて大活躍です。特にトヨタは予想以上の結果を残しました。シーズン前の下馬評ではヒュンダイがかなり有力と思われていましたし、実際に競技後半までは確実にタイムで他を引き離していました。終わってみるとマシンの不具合やコースアウトで他に勝利をさらわれてしまっています。一寸先は闇を地で行っているような事態が発生するのがラリーです。実は最終ステージ付近でリタイアというのは過去の一流ドライバー達が何度も経験しているもので、トヨタのサインツがGBラリーであと数百メートルのところでエンジントラブルのため優勝を逃したことを私自身が経験しました。ラトバラもオジェも優勝直前のリタイアを経験しています。
マシンの耐久性に加えて集中力の持続それに必ず必要な幸運が揃わないと中々勝てません。
開幕2戦ではタイム的にはヒュンダイが一歩リードしているようです。フォードはオジェが頑張っていますがVW時代のような絶対的強みに欠けます。苦しいのは名門シトロエンでしょうか。2人のドラーバーの力の差に加えエースのミークがステージ単位では頑張っているものの無理を強いられているようで気の毒に見えます。ラトバラはフィンランドチームでVW時代の呪縛から解放され一番居心地の良い状態でしょうか。

さて、メキシコラリーですが大きな特徴は高い標高です。コースの最高点は2737メートルもあり空気が薄いのでエンジンパワーが20パーセント近くダウンします。エンジンマッピングに苦労するでしょう。今年は車両規則が大幅に変わったので新規則で各メーカーがどのように変わったか初めてフルパワーでのメキシコに注目です。モンテやスエーデンよりフルグラベルのメキシコの方がはるかに車両に対する入力が大きくなります。

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