3月8日、侍ジャパンがオーストラリアと対戦。打ち勝った前日のキューバ戦とは対照的に、投手陣で守り勝つ試合となった。

日本は2回に先制ソロを浴びるも、5回に松田宣浩の犠牲フライで同点に追いつく。1-1のまま、試合は7回の終盤へ。

そこで中田翔が大会初ヒットをソロ本塁打で飾り、2-1の勝ち越しに成功すると、8回は「日本の4番」筒香嘉智が2ラン。日本は追加点を許すことなく、4-1で勝利した(本塁打動画はこちら)

これで侍ジャパンは大会2勝0敗とし、第2ラウンド突破に大きく前進した。9日夜はオーストラリアvs.中国の試合が行われるが、オーストラリアが勝てば日本の進出も決定する。

◆ストライクが入らない!ファンの声援と女房役の小林のフォローでピンチを凌ぐ

絶対に落とせなかったオーストラリアとの一戦。そうした意味もあって、小久保裕紀監督は先発にエースの菅野智之を送ったという。

菅野は期待に応えた。5回途中まで効率よく打者を打ち取り、4安打1失点1死球で65球の球数に達して降板。

オーストラリアのディーブル監督も「メジャーレベル」と称える球質と球速を見せつけた上、ほとんどがストライク先行の安定した内容で強打のオーストラリアを退けた。

だが、この5回、エースは先頭に死球を与え、9番ハーマンに内野安打を許し、1死一、二塁としていた。それを引き継いだのは、岡田俊哉。前日にピンチを凌いだ左腕だったが、この日はストライクが入らない。

暴投とストレートの四球で1死満塁に。ざわつく球場。さらに2球連続でボール。ここで女房役の小林誠司がマウンドへ向かった。レギュラーシーズンならヤジが飛んでもおかしくない場面。だが、スタンド中から「頑張れー!」の声援が贈られた。

バッテリーで会話を交わした後、岡田は吹っ切れたように思い切りよく、ど真ん中にストレートを投げた。4-6-3の併殺打。見事、無失点に切り抜けた。

マウンドに行った小林は、「僕に出来るのは間を取ることだけ。サインは真っ直ぐです。一番いい球だったので」と控えめに語った。

だが、試合後に指揮官はわざわざ「試合の振り返りで言い忘れましたが、今日のあの小林の声掛けのタイミングは絶妙だったな、ということを伝え忘れていました」と絶賛した。

菅野も「同じチームメイトで同級生で、ここまで2人でやってきましたけど…ちょっと上から目線になるかもしれないですけど、本当に成長したなというか、なんかすごい嬉しかったです」としみじみ語った。

お知らせ

\3月6日(月)WBC開幕/
2017ワールドベースボールクラシック
J SPORTSで全39試合生中継!
★特集ページはこちら
※中継テーマソングは吉川晃司の「SAMURAI ROCK」に決定!

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ