プールA、Bを勝ち抜いた上位2チームのぶつかるプールEの戦いが、3月12日から始まる。出揃った4チームで形成されるこのグループは国際色豊かで、各チームの持ち味もそれぞれ違うところに面白みがある。

大まかに言えば投手力の日本、攻撃力のオランダ、爆発力のキューバ、勢いのイスラエルといったところだろう。ここでは1次ラウンドでの成績とともに、それぞれの戦いを展望してみよう。

◆侍ジャパン、「真の自信」を手にする戦いに挑む

第4回大会で初の1次ラウンド全勝突破を果たした日本だが、選手や監督はまだ自信を持てないでいるように見える。国際大会とはそういうものだと思うが、選手は緊張の表情を崩さず、勝利の後もほっとした表情を見せただけだった。

それもそのはず、プールAでの戦いを振り返ると、キューバ戦は投手陣が11安打と打ち込まれ、オーストラリア相手にも苦戦し、格下の中国からしっかりと勝ちを収めただけだった。

主砲の筒香嘉智中田翔に2ホーマーが飛び出すなど、チーム打率.319とよく打ったが、ここからの戦いでは相手投手の質も上がる。ブルペンの用兵もまだ手探りだ。

小久保裕紀監督が公言しているように「投手力の高さ」がこのチームの最大の武器であるのだから、厳しい接戦をピッチャーの力で勝利することが、アイデンティティを深めてくれるのではないだろうか。

その点で、このグループでの3試合はチームの真価が問われる。「世界」を感じさせてくれるオランダ、力が落ちているとはいえキューバを2度、勢いに乗るイスラエル、それぞれ破ることが出来れば、本当の自信を手にして一枚岩でアメリカに乗りこめるのではないか。

◆グループ随一のタレント力が魅力のオランダ

メジャーリーグの球団で主戦力の5人に、NPBのシーズン本塁打記録保持者であるウラディミール・バレンティン(東京ヤクルトスワローズ)を加えたオランダ打線の力は、今大会参加16ヶ国でも上位に位置する。

1次ラウンドの3試合ではバレンティンが打率.556、ジュリクソン・プロファー(テキサス・レンジャーズ)が.545、ディーディー・グレゴリアス(ニューヨーク・ヤンキース)が.417と打ちまくった。ポストシーズンの戦いさながらに振れている打線を止めるのは容易ではない。

ただ、戦前の予想通り、投手陣の出来はイマイチでアキレス腱になっている。初戦の日本戦で先発が予想される、

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