アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督の周辺がざわついている。

当然のことではあろう。チャンピオンズリーグ(CL)でのバイエルン・ミュンヘン戦。アウェーのファーストレグでの1対5の大敗を受けてのセカンドレグ。セオ・ウォルコットのゴールで先制したまではよかったが、後半に入ってローラン・コシールニーの退場とPKの判定ですべてが狂ってしまう。そして、再び1対5の惨劇…。

いくら相手が強豪バイエルンとはいえ、2試合合計スコアが2対10というのは許し難い屈辱的。観客は次々と席を立ち、エミレーツのスタンドは試合終了を待たずに空席が目立つようになっていった。

しかし、サッカーをやっていれば、こういうこともある。とくに相手は容赦のないドイツのチームだ(「1対7よりマシだ」と思ったことだろう)。そして、1世紀半にわたってサッカーに親しんでいるイングランド人であれば、「そういうこともある」ことは理解しているはず。

それでも、この大敗の後、一斉にヴェンゲル監督に対する不満が吹き出したのだ。バイエルン戦はきっかけにすぎない。不満がすでにマグマのようにたまっており、それがバイエルン戦の大敗をきっかけに噴出したのであろう。「停滞感」あるいは「マンネリ感」は、バイエルン戦のずっと前からエミレーツ・スタジアムに重く垂れこめていたのだから。

ヴェンゲル監督は就任から21シーズン目。21年というのはあまりにも重い。

ヴェンゲル監督が名古屋グランパスエイト(現:名古屋グランパス)の監督を退任してアーセナルに移ったのは、Jリーグが発足した直後のことだった。

お知らせ

16/17 イングランドプレミアリーグ

◆ 16/17 イングランド プレミアリーグ
強豪クラブがひしめく世界最高峰プレミアリーグの注目試合を毎節5試合放送!!
プレミアリーグ相関図はこちら »

また「デイリーサッカーニュース Foot!」では、月曜日〜金曜日までサッカーファンに必見の情報をお届け!
詳しくはこちら »

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ