今大会参加16ヶ国で1、2の戦力を誇るドミニカ共和国アメリカが、下馬評そのままにプールCを突破。サンディエゴで開催される2次ラウンド行きを決めた。

優勝候補が居並ぶ組で、結果だけを見ると1勝を挙げるのが精一杯だったコロンビアだが、優勝候補2ヶ国相手に「あわや」のゲームを演じた。また、3連敗を喫したカナダは4大会連続で1次ラウンド敗退となった。

◆「大国」と「母国」による激闘はドミニカ共和国が制す

事実上の「プールC1位通過決定戦」となったドミニカ共和国とアメリカの激突は、互いが初戦を白星で飾って迎えた。

盛り上がりの欠如ばかりが報じられるアメリカでの開催ながら、この1戦は2012年にマーリンズ・パークが開場して以降で最多となる3万7446人の観衆を集めた。

試合が動いたのは3回、2死1塁からアダム・ジョーンズ(オリオールズ)の打ち上げた打球が右中間へ飛び、センターのスターリング・マルテ(ピッツバーグ・パイレーツ)がグラブに収めたかと思われたボールが後ろにそれ、その間に1塁走者がホームへ生還する。

先制点を挙げたアメリカは、次打者のクリスチャン・イェリッチ(マイアミ・マーリンズ)もレフト前に落ちるテキサスヒットで続き、追加点を奪う。

次の4回にも、1死1・2塁からブランドン・クロフォード(サンフランシスコ・ジャイアンツ)が、相手先発のエディンソン・ボルケス(マイアミ・マーリンズ)の投じた甘い球をしっかりセンターに弾き返してリードを3点に広げた。

強打を誇るドミニカ共和国は、アメリカ先発のマーカス・ストローマン(トロント・ブルージェイズ)を相手に3回まで毎回ランナーを送り込んだが、後続が続かず。

ストローマンは150キロ台で動く速球を武器に相手打者の左右を揺さぶり、カーブとチェンジアップで緩急をつける多彩なピッチングでドミニカ共和国打線を翻弄した。

5回2死からヒットを打たれたところで球数制限ぎりぎりの64球に達し、マウンドを降りたが、4.2回を投げて3安打無失点、4奪三振の内容でゲームメイクに成功する。

アメリカは6回にもジャンカルロ・スタントン(マイアミ・マーリンズ)とクロフォードの適時二塁打で2点を追加する。終盤に差し掛かってスコアは5-0とワンサイドの様相も呈したが、ドミニカ共和国も黙ってはいなかった。

まずは6回1死走者なしの場面で、マニー・マチャド(ボルティモア・オリオールズ)が低めの球をすくい上げ、場外まで運ぼうかという特大アーチで反撃の号砲を鳴らす。

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