渡米した侍ジャパンが、アリゾナでロサンゼルス・ドジャースと強化試合を行った。結果は2-3でサヨナラ負け。前日のカブス戦に続く連敗も、多くを収穫した2戦だったに違いない。

試合前、両チームの監督がメンバー表を交換するのだが、ここでドジャースはロバーツ監督に代わって前田健太が登場。粋な演出で日本のファンを楽しませた。

日本は、縦に大きく割れるカーブが武器のが先発。伝統的に投手力を重んじるドジャースと粘りの投げ合いを繰り広げた。

先制はドジャース。4回に5番グティエレスのレフトヒットと6番セゲディンのセンター前タイムリーで1点をあげたが、日本も直後の5回の攻撃で先頭の鈴木誠也が四球で出塁すると、すかさず二盗。

さらに暴投で三進。続いて、この日の先発マスクの炭谷銀仁朗がセカンドゴロ。その間に生還し、同点に追いついた。

日本は6回にも、ツーベースヒットを放った筒香嘉智に代走を送る。代わったのは、何と平田良介。昨季4盗塁(盗塁死2)のクラッチヒッターは、見事に三盗成功。それを5番中田翔が、センター前ヒットで生還させた。

日本の得点は、いずれも足を絡めた得意のスモールベースボール。しぶとく1つ先の塁を狙い、2-1と勝ち越した。

継投は、1イニングずつ無失点リレーでつないだ。5回は、オーストラリア戦で大ピンチを凌いだ岡田俊哉。6回以降は安定感抜群の秋吉亮平野佳寿牧田和久がそれぞれ好投でスコアボードにゼロを刻んだ。

ところが9回、クローザーとして登板した松井裕樹が、四球と暴投などで2死、1・2塁のピンチを背負う。

すると、昨季3Aで18本塁打、打率.328とメジャー入りへ猛アピール中のディクソンに、ライトのライン際へと痛打を浴びる。2点逆転タイムリー3塁打を浴び、試合終了となった。

当初、侍ジャパンのクローザー候補だった松井は、前日のカブス戦でソロを浴びるも快投が話題になったばかり。

相手ジョー・マドン監督が「最も気になる投手」に松井をあげ、ストレートも変化球も同じフォームで投げっぷりよく投じるスタイルに感嘆した。残念ながら、この日は1球の重みを痛感する幕切れを演じることとなってしまった。

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