そんなブライトンを尻目に一足早く争いから抜け出し、最終節を待たずに昇格を決めたのがバーンリーだった。年末のスランプを乗り越え、2016年を遂に無敗で乗り切った驚異の強さに、ファンは来たるシーズンへの期待を寄せたはずだ。

そして、その期待は間違っていなかった。現在14位、降格の恐れはまだ残されているものの、それでも昇格組の中では最上位。昨シーズン終了後に惜しまれつつレンジャーズへ去ったはずのジョーイ・バートンも、ふらりと帰還。昨シーズンの2部最優秀選手アンドレ・グレイもプレミア8得点と及第点の成績を残している。

GKトム・ヒートンとDFマイケル・キーンは今やイングランド代表の常連となり、最近ではベン・ミーやマット・ロートンといった選手もスリーライオンズ入りへの欲望を口にするようになった。「チームのために努力するのはもちろん、彼らには自分自身のためにも努力してほしい」と語っていたショーン・ダイシ監督も、手塩にかけて育ててきた教え子の『自我の芽生え』に喜んでいることだろう。

先月には1060万ポンドを費やした新練習場が完成し、ピッチ内外でバーンリーの堅実なクラブ発展プロセスは成功を収めつつある。ただここはフットボールの世界、ダイシ監督の言葉を借りれば「勝たなければ何も始まらない」。1年前、「チャンピオンシップ優勝」という歓喜に沸いたクラレッツは、今年は「プレミア残留」という歓喜を掴み、着実な発展を遂げていきたい。そのためにも今週末の試合では、例え相手がユナイテッドでも、得意のホームで3ポイントを積み重ねたい。

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フットメディア
Foot!でもお馴染み、スポーツコメンテイター西岡明彦が代表を務めるスポーツメディア専門集団。 語学が堪能で、フットボールに造詣が深いライター陣のコラムは、様々な媒体において高い評価を得ている。 J SPORTSでは、プレミアリーグ中継やFoot!などの番組演出にも協力している。

お知らせ

16/17 イングランド プレミアリーグ

第26節 16/17イングランドプレミアリーグ
4月24日(月)13時00分〜J SPORTS 2
バーンリーvs.マンチェスター・ユナイテッド
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