祝 中嶋一貴選手二連勝。それもイギリスと日本。
お分かりですよね、WECの開幕戦シルバーストンとスーパーフォーミュラの開幕戦鈴鹿で見事な優勝を果たしました。シルバーストンの勝利も嬉しかったでしょうが、鈴鹿での勝利はとても嬉しかった様子でした。彼にとってこの勝利は、2015年の第5戦オートポリス以来。1年7ヶ月ぶり。パルクフェルメにマシンを停め、コクピットから立ち上がった彼の顔はヘルメットを外さなくとも嬉しさに溢れていたのです。
そしてその後の記者会見では、「今日のレースは100点を自分にあげても良い内容だった」とコメントしたのです。普段は、これほど自分を良く評価することは少ない一貴選手が珍しく自分を褒めた瞬間でした。

そして、「スーパーGTの開幕戦ではチームに迷惑をかけてしまったので、この勝利で挽回できたかな」と。そうですよね、SGTの開幕戦岡山は、彼らしくない予選、そして決勝の内容でしたからね。ポーカーフェースの彼もそれがかなり気になっていたのではと推測されます。

鈴鹿では運も身方したと思います。スタートの瞬間にエンジンストールしそうになったのですが、なんとかトヨタエンジンのトルクとパワーでエンジンを止めずにトップのポジションをキープして1コーナーへ向かうことができた。そしてレースの中盤で1台がスピン、コース上にストップしてセイフティカーがコースイン。それを見て直ぐにピットイン。セイフティカーがコースに入った位置は一貴選手がピットアウト時にピットロードエンドのシグナルがグリーンのままで全く妨げにならなかったのでトップのポジションを維持してレースに復帰できた。これは幸いでしたね。

来週は、富士スピードウエイでSGTの第2戦が行われます。このレースには一貴選手は欠席。WECの第2戦スパフランコルシャンがあるためです。ファンとしては、開幕戦の雪辱を果たして欲しいところでしょうが、それはSGT第3戦までのお預けになります。その第3戦は、昨年春の大地震で開催が中止となってしまったオートポリス戦ですね。九州地方のファンの皆さんにお会い出来るのを楽しみにしております。

SGT第2戦の富士、GT500クラスでは、トヨタ・レクサスLC500に他メーカーが一矢を報いることができるか注目したいですね。

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高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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