「マー君、神の子、不思議な子」。

東北楽天ゴールデンイーグルス時代、ルーキーだった田中将大に当時の監督の野村克也氏が言った名ゼリフが思い出される。

投手にとって、打たれれば責任投手の「黒星」がつく確率が高くなるはずが、なぜか「負けない」田中に、野村監督がこう言い表して話題になった。

同じように、勝利投手になることもコントロールしきれることではない。いくら無失点に抑えようと、味方が援護点を挙げて、チームが勝たなければならない。

にもかかわらず、驚きのデータが明らかになった。前回のレッズ戦で5連勝と勢いに乗る田中が、ア・リーグで500イニング以上投げている投手の中で、勝率が歴代1位になったと現地データサイトの「Baseball Reference」が伝えたのだ。

1901年に同リーグが発足して以来といい、言うなれば100年に1人の逸材。暫定的な数字とはいえ、田中のこの勝率.721はずば抜けている。

なお、この他に現役でランクインしているのは、10位のクレイトン・カーショウで勝率.680、そして39位のマックス・シャーザーの.645とメジャー最高投手の名前が続く。

両者ともに、イニング数が1700イニングを超えているため、ここまで533.1イニングの田中とは単純比較できないのだが、やはり神懸かっている感は否めない。

ヤンキースはエースのこの勢いにも乗りたいところだが、それに立ちはだかるのが青木宣親の所属するアストロズ。アストロズはア・リーグ西地区首位で、目下5連勝中。

12日から始まった4連戦は、アストロズの2勝0敗となっている。第3戦は雨天延期となり、明日はダブルヘッダーで2試合が行われ、田中はその2戦目に先発する。

ちなみに、青木は日米通算2000安打の節目まで、あと13となっている。

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