『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』(中公新書)という名著がある。本川達雄氏という生物学者が書いた本で、1992年の出版というからもう25年も前の話だ。僕も出版直後に買って読んだものだが、この本は現在でもまだ売れ続けているようである。表題の『ゾウの時間……』が意味するのは、「体が大きく寿命の長いゾウと、小さくて寿命も短いネズミでは、心臓の鼓動など体内で刻まれていく時間の進み方の尺度も違う」といった意味である。

なんで、その本を思い出したかというと、先日、日本代表とアイルランド代表が戦ったラグビーの国際試合(リポビタンDチャレンジカップ)を見ていた時に、「サッカーとラグビーでは時間の流れ方が違うのではないか」と思ったからだ。

この大会、日本代表はアイルランドと2試合戦って連敗を喫した。

アイルランドは、主力がブリティッシュ・ライオンズ(全英選抜)のニュージーランド遠征に参加していたために来日していなかった。つまり、若手主体のチームだった。そのアイルランド相手に日本は連敗を喫したのだ。しかも、とくに2戦目の味の素スタジアムでの試合はかなり蒸し暑い気象条件で、暑さ慣れしていないアイルランドにとって不利な条件だったはずなのに、それでも日本は不運もあったが、開始早々に失点を重ねて完敗してしまった。

この敗戦はかなりショッキングだったのではないだろうか。なにしろ、アイルランドは2019年に日本で開催されるラグビー・ワールドカップで、日本と同じプールに入っており、本大会で対戦する相手だったからである。

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