区間優勝したマイケル・マシューズ

区間優勝したマイケル・マシューズ

ブラニャックを出発し中央山塊マシフ・サントラルを通りロデーズを目指す181.5kmの登りっぱなしステージ、3級山岳2つだが、ほか無印峠が幾つも散らばっている。

ゼロキロファーストアタックで飛び出した、トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)、トマ・ヴォクレール(ディレクトエネルジー)、マキシム・ブエ(チームフォルテュネオ・オスカロ)、チモ・ローゼン(チーム ロットNL・ユンボ)の4選手であっさり逃げは容認、レト・ホレンシュタイン(チーム カチューシャ・アルペシン)がジャンプアップし5選手での逃げグループが形成された。

メイン集団はステージ狙いを宣言しているマイケル・マシューズ擁するチームサンウェブ、2015年の第13ステージ(ラスト30kmが同じ行程)で区間優勝したフレフ・ヴァンアーヴェルマートのビーエムシー レーシングチームが終始2分程度のタイム差でコントロール。中間スプリントポイント、2度の3級山岳をデヘントが先頭通過。メイン集団のポイント争いはマルセル・キッテル(クイックステップフロアーズ)、マシューズ、ファビオ・サバティーニ(クイックステップフロアーズ)、アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)の順で通過。

最初の3級山岳を越えたあとでキッテルが遅れ始め、メイン集団を牽引するチームサンウェブはスピードアップをはかる。先頭グループではブエ、ホレンシュタイン、ローゼンが脱落しデヘントとヴォクレール2選手での逃げとなった。キッテルはアシストのサバティーニを含む6選手のグルペットでゴールを目指す。残り距離28kmでデヘントがヴォクレールを置いて単独走へ、ラスト12.5km地点まで逃げ続け敢闘賞を獲得した。

デヘントを吸収すると同時にトニー・マルティン(チーム カチューシャ・アルペシン)がカウンターアタック、すぐに吸収するも再びカチューシャからマリウツ・ラメルティンクを送り込む。ピエールリュック・ペリション(チームフォルテュネオ・オスカロ)、ダミアーノ・カルーゾ(ビーエムシー レーシングチーム)、ニキアス・アルント(チームサンウェブ)が反応し、逃げたい2選手と押さえ込みたい2選手がせめぎ合いながら先を目指し、メイン集団ではチーム スカイがリスク回避で前にでて15秒先行する4選手を追いかける。

速度をあげながら市街地のロータリーや中央分離帯のある場所を抜け、ラスト5kmでラメルティンクが抜け出しすぐ背後から集団が追う、危険なカーブを幾つか越え、3.8kmでラメルティンクを吸収しゼネク・スティバールを連れたジャック・バウアー(共にクイックステップフロアーズ)を先頭に街中をやり過ごし、ヴァンアーヴェルマート、マシューズ、スカイトレインがその後ろに貼り付く。ラスト1.4kmでエドヴァルド・ボアッソンハーゲンのリードアウト役、ヤコブ・ヴェンター(共にチーム ディメンションデータ)に先頭が代わり、フラムルージュをくぐり右のカーブ手前でベルギーチャンピオンジャージ着用のオリヴェル・ナーゼン(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)がロングスプリントを開始。フィリップ・ジルベール(クイックステップフロアーズ)、ヴァンアーヴェルマートの順番でカーブを曲がり、ジルベールが先頭でラスト500mの激坂へ。

12%のヒルクライムスプリントでマシューズが先頭に出るとヴァンアーヴェルマートも追いつけない、最後は余裕を見せながらフィニッシュラインを越えた。1秒後にクリス・フルーム(チーム スカイ)もゴールしたが、マイヨ・ジョーヌ着用のファビオ・アル(アスタナ プロチーム)は25秒遅れの30位でゴール、フルームが総合順位首位を奪還した。

「目標としていたこのステージで勝つことができて夢が叶った!チームメイトがずっと牽引してくれて最後の場面でもアシストし続けてくれた、完璧な1日だった」(マシューズ勝利後インタビュー)

第14ステージ結果

1 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ/オーストラリア)in 04h 21'56''
2 フレフ・ヴァンアーヴェルマート(ビーエムシー レーシングチーム/ベルギー)at 00'00''
3 エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(チーム ディメンションデータ/ノルウェー)at 00'01''
4 フィリップ・ジルベール(クイックステップフロアーズ/ベルギー)at 00'01''
5 ジェイ・マッカーシー(ボーラ・ハンスグローエ/オーストラリア)at 00'01''
6 ソンニ・コロブレッリ(バーレーン・メリダ/イタリア)at 00'01''
7 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)at 00'01''
8 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)at 00'01''
9 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック プロフェッショナル サイクリングチーム/コロンビア)at 00'01''
10 ティシュ・ビノート(ロット・ソウダル/ベルギー)at 00'05''
・・・
11 ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00'05''
12 ゼネク・スティバール(クイックステップフロアーズ/チェコ)at 00'05''
13 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット/イギリス)at 00'05''
20 ミケル・ランダ(チーム スカイ/スペイン)at 00'15''
23 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)at 00'22''
24 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)at 00'22''
25 ジョージ・ベネット(チーム ロットNL・ユンボ/ニュージーランド)at 00'22''
28 ルイ・メインチェス(UAEチームエミレーツ/南アフリカ)at 00'25''
30 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)at 00'25''
118 新城 幸也(バーレーン・メリダ/日本)at 12'03''

個人総合順位

1 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)in 59h 52'09''
2 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)at 00'18''
3 ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00'23''
4 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック プロフェッショナル サイクリングチーム/コロンビア)at 00'29''
5 ミケル・ランダ(チーム スカイ/スペイン)at 01'17''
6 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)at 01'26''
7 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット/イギリス)at 02'02''
8 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)at 02'22''
9 ルイ・メインチェス(UAEチームエミレーツ/南アフリカ)at 05'09''
10 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)at 05'37''
・・・
11 ジョージ・ベネット(チーム ロットNL・ユンボ/ニュージーランド)at 06'39''
12 ピエール・ラトゥール(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 10'56''
13 ミケル・ニエベ(チーム スカイ/スペイン)at 10'58''
122 新城 幸也(バーレーン・メリダ/日本)at 02h 06'07''

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